多くのカテゴリーに参加できるメリットも!
以前、JAFの競技ライセンスを持っていなくても、楽しめるモータースポーツをいくつか紹介したが、どんなカテゴリーであれ、本格的に始めようというなら取っておいて損はない。むしろレースに出ようというなら必須であるだけに、改めて取得方法を紹介することとしよう。
まずは”国内B”を取得することからはじめる
JAFの競技ライセンスには国内Aと国内Bがあり、さらに国際ライセンスがその上に存在するのだが、入門のうちはまったく必要ないため、ここでは国内ライセンスだけ紹介する。余談だが、A級ライセンスと呼ばれることも多いが、実際にはBも含め”級”はつかない。
国内Aライセンスと国内Bライセンスというのが正しいところで、年配の人なら昔の人気アニメ”マッハGoGoGo”のエンディングテーマで”クルマはA級ライセンス〜”という一節があり、それで刷り込まれている可能性はある(少なくても筆者はそうだった。歳が知れる!?)。
まず国内Bライセンスの取得方法だが、方法としては3つ。以前にも取り上げたオートテスト、ジムカーナなどのクローズド競技会に参加すること。ただし、条件がひとつあって、完走しなくてはならない。
“単独で走る競技なのに、リタイアなんてある?”と思われるだろうが、こういった競技にはミスコースという厄介な産物があって、設定されたコースを間違って走ってしまうと、完走とはならないのだ。ほとんどが2ヒートで争われるので、第1ヒートでミスコースしたら、第2ヒートは順位を度外視して正確にコースをトレースしよう。