日産が販売するフラッグシップミニバン「エルグランド」が2019年後半頃、新型エルグランド生まれかわって新発売される可能性があります。
かつてはミニバン王者でしたが、トヨタ「ヴェルファイア」・「アルファード」の登場によって販売台数が激減・・・
いまでは圧倒的に差がつけられているので、新型エルグランドで巻き返しを狙います。
今回は今現在判明している情報と推測を混ぜて、次期型に関する記事をまとめてみました♪
エルグランドが2018年12月13日にマイナーチェンジを行い安全装備の強化をしました
- 「LDW(車線逸脱警報)」
- 「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」
- 「進入禁止標識検知」
- 「ハイビームアシスト」
などの装備でドライバーをサポートしてくれます。
しかしライバルであるアル・ヴェルには機能面でも及びません・・・
E53 新型エルグランドはフルモデルチェンジでダウンサイジングターボ搭載か?
- 直列4気筒2.5リッターエンジン
- V型6気筒3.5リッターエンジン
を採用する現行型ですが、E53 新型エルグランドではダウンサイジングターボの搭載がありそうです。
インフィニティブランドでV6に置き換わり、今後搭載が始まる「可変圧縮比ターボエンジンVC-T」
- 直列4気筒 2.0L ガソリンターボエンジン
- 最高出力:270ps
- 最大トルク:39.8kgm
こちらのエンジンとハイブリッドの二本立てで勝負してきそうですね♪
まだ情報が確定ではないので、現行型と同じ構成でくる可能性も捨て切れません。
ただこれからの自動車業界の流れてきには、ダウンサイジングターボが国産でも加速しいていくでしょう。
他にも新開発VR30型V6ツインターボエンジンもあるかもしれませんね。
ハイパワーモデル
- 最高出力405ps/6400rpm
- 最大トルク48.4kg-m/
ローパワーモデル
- 最高出力 304ps/6400rpm
- 最大トルク40.8kg-m/
しかしコストなどの問題を考えると少し難しいかもしれません。
E53 新型エルグランド フルモデルチェンジでハイブリッドシステムは?
- 1モーター2クラッチ方式
- e-POWERシステム
この2種類のどちらかを用意してくる可能性が高いです。
- 1モーター2クラッチ方式はエクストレイルハイブリッドに採用されているシステムになります。
1つのモーターで走行と発電をまかない、2つのクラッチを搭載することで変速時のショックを吸収!
エンジンはハイブリッド用に専用開発された「専用MR20DDエンジン」
- ノートe-POWERに採用されたレンジエクステンダーEVハイブリッドシステム
セレナのストロングハイブリッドモデルにも噂されているシステムになります。
ただこのレンジエクステンダーEVハイブリッドシステムはコンパクトカー用に開発されたものですので、E53 新型エルグランドに搭載するならば、専用エンジン・大容量バッテリーに換装する必要があるのでコストがかかります。
参考までにセレナe-POWERのスペックになります。
- パワートレイン:直列3気筒1.2L「HR12DE」(発電専用)+電気モーター
- モーター最高出力:136ps
- モーター最大トルク:32.6kgm
- 駆動:FF(4WDなし)
現状ではE53 エルグランドに搭載されるハイブリッドは、1モーター2クラッチ方式の見込みです。
しかしノートe-POWERが販売好調なので、エルグランドe-POWERで売りに出した方がユーザーには伝わりやすいと思われます!
新型エルグランド フルモデルチェンジでプロパイロット搭載
新型セレナから採用された自動運転システム「プロパイロット」の搭載は確実です。
- 追従式クルーズコントロール
設定した速度で先行車との車間距離を自動的に保ちます。
ステアリングアシストが入ることで、車線内を走行するようにサポートしてくれます。
停止・発進も搭載されたセンサーで制御
- 歩行者対応自動ブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- 進入禁止標識検知
などの機能がパッケージになったものでドライバーの安全運転をサポート
上記の機能はマイナーチェンジによって搭載されましたが、プロパイロットの名称は使用されませんでした!
プロパイロット2に進化か?
またE53 新型エルグランドが発売される2019年には「プロパイロット2」への進化がすると情報もありました。
上記の制御に加えて
- 危険回避
- 車線変更
- 複数レーンでの自動運転技術
上記の機能が追加されることで、更なる自動運転に進化します。
フラッグシップミニバンには相応しい内容になっていますので、E53 エルグランドではプロパイロット2の搭載可能性が高いと思われます。
パーキングアシストも進化
新型リーフより新採用される「プロパイロットパーキング」が新型エルグランドに採用されるでしょう。
- ステアリングアシスト
- ブレーキ
- アクセル
- シフト操作
- パーキングブレーキ
ドライバーが操作することなく駐車ができるようになるようです。
新開発プラットフォーム採用へ
日産とルノーの共同開発「コモン・モジュール・ファミリー(CMF)」を採用してくると思われます。
軽量化・高剛性・生産コスト軽減などが目的になっている
開発スピードの効率化によって新型車を早い段階で投入できるのもメリットですね。
2015年にはルノーが販売するエスパスで大型車用の「CMF-C/D」が採用されましたので、新型エルグランドもこれに続いてきそうです!
まだまだ情報が少なくどのようになるか不明ですが、ライバルに負けないように力を入れてフルモデルチェンジしてくるでしょう。
E53にフルモデルチェンジは当分先との情報も
現段階ではE53 エルグランドは019年後半に掛けて販売されるとされています。
しかしあまりにも情報が入ってこないので、2020年までフルモデルチェンジされない可能性もあるようです・・・
2020年になるとヴェルファイア・アルファードも新型にモデルチェンジ予定の噂もあるので真っ向勝負になりますね。
あえて現行モデルでの勝負はあきらめて新型をぶつけてくる可能性もありますね。
東京モーターショーでは何らかのコンセプトモデルなどの発表されるのを期待できます。
そろそろ少しでも日産から情報が洩れてきてもいいころです。
エルグランドはなぜ売れない?
E52型になって低床低重心パッケージになり、ライバルより小さく見えてしまうのが原因の1つと言えます。
エルグランドの全幅は1850mmで一緒で、全長はヴェルファイアより45mm長いですが、全高は80mmも低いです!
またフロントマスクの迫力も比べると足りてません。
このクラスを購入する人は、迫力があって大きく見える車が欲しいユーザーが多いと思います!
室内の広さと使い勝手も負けている
ミニバンに求めるのは室内の広さとシートアレンジによる使いやすさです。
エルグランドの室内寸法
- 車室内長さ:3020mm
- 室内高:1,300mm
ヴェルファイアの室内寸法
- 室内長:3,210mm
- 室内高:1,400mm
数字でみるとかなり狭く感じてしまいます。
また実際に実車で比べると間違いなくヴェルファイアの方が広いと感じる人が大多数でしょう。
3列目は前に倒れるだけで、床下収納や跳ね上げ式でないため積載量もずいぶんと変わってきます。
そのため使い勝手を考えると他のミニバンの選択に流れていきますね。
ハイブリッドがない
決定的なのはハイブリッドモデルのラインナップがないことです!
このハイブリッドご時勢にないのは致命的で、
- エルグランド JC08モードで10.8km/l
- ヴェルファイアハイブリッドは19.4km/l
となっています。価格こそ違いますが燃費気にするユーザーはここで選択肢からはずされてしまいます。
ステップワゴンもハイブリッド設定がないため売れ行きが好ましくないので、10月のマイナーチェンジでは設定してくるようです。
まとめ
「E53 新型エルグランド 2019年フルモデルチェンジ!自動運転プロパイロット搭載」は参考になったでしょうか?
現在Lサイズミニバンはヴェルファイア、アルファードの独壇場と言えますので、新型エルグランドの登場でどのように戦うか見ものです。
中途半端なフルモデルチェンジでは、現行型と同じ轍を踏むになります。
日産がもてる技術を惜しみなく投入してきて、ユーザーを驚かせるような車になることを期待します♪
元の投稿: 車お役立ち情報「Car Factory」 | 車に関するお役立ち情報や最新情報をわかりやすく解説します。
E53 新型エルグランド 2019年フルモデルチェンジ!自動運転プロパイロット搭載