愛知、岡山両県警は13日、元本を保証したうえ「毎月3%配当」の利率で配当金を支払うなどと架空の投資話を持ちかけて金をだまし取ったとして、投資関連会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市中央区)の実質経営者で、銅子正人容疑者(41)=自称大阪市淀川区=と、同社の前代表取締役、安達慶三容疑者(58)=神戸市中央区=ら男女計10人を詐欺容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、テキシア社は2013年9月の設立以降、愛知県や岡山県など全国の約1万3千人から約460億円を集めていたとみられるという。逮捕された容疑者の中には指定暴力団・山口組系弘道会傘下幹部、中村外喜治容疑者(66)も含まれもおり、両県警は金の一部が暴力団にも流れた可能性があるとみて調べる。