第933話“武士の情け”にて、狂死郎に一太刀にされた小紫。
狂死郎のその行動を、オロチの部下達はこう言っていた。
「己の忠誠心を見せる為か……!?」
「ここまでするか狂死郎!!!」
オロチへの忠誠心を示す為?
だとしたら、小紫を前にして斬るまでの間のやり取りに違和感を感じる。
座している小紫の前に立つ狂死郎。
狂死郎「――やってくれたな………小紫 覚悟は?」
小紫「ありんす」
そして立った小紫を前から一太刀する狂死郎。
忠誠心を示す為だけなら、悠長に話なんかせずにそのまま切り捨てればいいものを…
素直に読むと「(これから死ぬわけだが) 覚悟は?」って事になると思うんだけど、この会話の裏には二人だけしかわからない意味が含まれてそうな。