2019年2月8日ある動画がSNSに投稿されました。近所に住む男性が“飼い主が散歩中に犬を蹴り上げている”動画を撮影し、投稿したところ、瞬く間に拡散。その翌日には動物の保護活動を行う女性が広島からクルマで6時間かけて京都に向かい、場所を特定して保護に向かったそうです。
近隣住民からの情報で散歩ルートを特定し、家に入る直前に飼い主に保護を申し出たが、刃物を持ち出したため警察が動く事態になります。最終的には飼い主の家族の許可をとり、飼い犬を一時保護。現在も保護された施設で過ごしています。近くに住む男性のSNSの投稿から、新たな場所で生活を始めることになった飼い犬ですが、あくまでも一時保護という状況。これで安心ということにはならないさまざまな問題が潜んでいます。
「犬のしつけは服従させる」は都市伝説のようなもの
飼い主の女性は、犬を蹴り上げたことを「虐待ではなく、しつけです」と主張をしています。このようなしつけをしたあとには、頭を撫でたりして可愛がるようにと、ペットショップの店員に教えてもらったと言っています。蹴り上げた理由は飼い犬が部屋でお漏らしをしてしまったためで、蹴ったのは今回が初めてだとも主張しています。