ムダな積載物は走行時のデメリットに繋がる
サーキット走行前の準備といえば、タイヤの空気圧やオイル量の確認など、メカニカルな部分を占める。しかし車内にも運が悪ければ大きな事故に繋がる、忘れていけないチェック事項が数多い。まだまだ経験の浅いビギナーはモチロン、場慣れしてきた中~上級者も初心に戻って認識してほしい。
サーキット専用車とは異なり、通勤などにも使うクルマでは、車内には色々なモノを置いているはず。街乗りでは、それらが飛んでいく事態は考えにくいが、サーキットの強烈なGとなれば別のハナシ。ブレーキングやコーナーのたび荷物が動いては、運転に集中できないし、事故の原因にもなりかねない。そのためサーキット走行の前には、荷物をすべて下ろすというのが一般的だし、ドライバーズ・ブリーフィングでも説明されるはず。ココでは降ろすべき荷物がある特に注意したい箇所、忘れがちな箇所を中心に解説しよう。