サーキット走行でのメリット&デメリット
いまやレーシングカーであっても2ペダルであることは多数派、左足ブレーキは当たり前のテクニックとなっています。つまり、クラッチ操作は不要な時代。それでもシフトチェンジ自体はパドルやレバーでマニュアル操作していますが、完全オートマチックにすることが理想的ともいわれています。はたしてATのほうが速く走れるという理由はどこにあるのでしょう。
シフトミスをなくし、理想的なギアを選択する
レーシングカーの2ペダルと、市販車の2ペダル(AT車)は似て非なるものに見えますが、根本的な部分での狙いは同じ。それはドライバーの負担を軽減することでミスを減らすということ。たとえば2ペダルのパドルシフトであれば、クラッチペダルやシフトレバーの操作をなくすことにより両手でステアリングを握り続けることができます。