国際規格で”キロワット”で統一する動き
自動車のカタログには諸元表、つまりスペック表があり、そこにはエンジンの出力が記されているのはご存知だろう。その単位が最近のものについては、今まで馬力と呼ばれていたの”PS (ピーエス)”から、”kW(キロワット)”へと切り変わっている。慣れの問題かもしれないが、たとえ”PS(もしくはps)”が併記されているといっても、”kW”というのはピンとこない人も多いだろう。
たとえば、軽自動車の64PS規制は47kW規制になるし、以前あった280PS規制も206kW規制となるので、いまいちハイパワー感がなくてピンとこない。ちなみに換算は1PS=0.7355kWでとなる。PSと同様にエンジンのトルクを表す単位もkg-mからN・mへと変更された。1kg-m=9.80665N・mなので、ほぼ10をかければいいので、こちらは比較的にわかりやすい。