宮城県警暴力団対策課は14日、賭博場を開いて金銭を賭けた賭けマージャンをし、客から利益目的で場所代を徴収したなどとして、指定暴力団・稲川会系山川一家傘下、川村組組長、川村公美容疑者(70)=仙台市青葉区=ら男女計5人を賭博場開帳等図利と賭博などの疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、いずれも容疑を認めているという。
ほかに逮捕されたのは、韓国籍の原農昌二こと姜昌二(51)=同区=、早坂登代子(73)=同区=、青木一勝(77)=同区=、佐藤圭(45)=福島県郡山市=の4容疑者。
川村容疑者の逮捕容疑は14日午後3時20分ごろ、仙台市青葉区内のマンションの一室で賭博場を開き、客に賭けマージャンをさせ、利益目的で場所代として金銭を取ったなどとしている。姜、早坂の両容疑者は賭博が行われていることを知りながら客の接待をするなどし、青木、佐藤の両容疑者は客として賭けマージャンを行っていた。