ホンダが販売するスタイリッシュミニバン「オデッセイ」が2020年頃を目安に、フルモデルチェンジされる情報が入っています。
今回のフルモデルチェンジでは、ライバルであるアルファード・ヴェルファイアに、対抗すべく高級感を前面に改良される予定となります。
現行モデルのコンセプトをそのままに、箱型ミニバンにならずスタイリッシュなスタイルを継続して、走りでも現行同様満足できる車となります。
そんな新型オデッセイ フルモデルチェンジの最新情報をまとめてみました。
新型オデッセイ フルモデルチェンジ(エンジン)
新型オデッセイのフルモデルチェンジでも「SPORT HYBRID i-MMD」を採用してきます。
SPORT HYBRID i-MMDとはハイブリッドらしい、燃費性能と動力性能を持ち合わせたホンダ独自の、ハイブリッドシステムとなっています。
駆動用発電用の二つのモーターを搭載し、また高効率のエンジンを組み合わせそれぞれ独自に動かせる構造となっています。
停止から発進には瞬発力の高いモーターが担当して、高速道路などではガソリンエンジンを駆動させて燃費を向上させています。
日産のシリーズ式はハイブリッドとは違い、全域モーター走行ではなくバッテリーの状況などに応じて、高速クルージング時はエンジンがタイヤを直結するモードに切り替えます。
2モーター
- 走行用モーター:高出力を発揮して、低速からレスポンスの高い瞬発力で力強い走行が可能
- 発電用モーター:エンジンかと組み合わさって高効率な発電を行い、走行用モーター・バッテリーの充電
エンジン
低速・中速では主に発電に徹するが、高速クルーズ時にはタイヤに動力を伝える直結「エンジンドライブ」に移行
ハイブリッドスペック
- 2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力:107kw(145ps)
- 最大トルク:175N・m(17.8kgf・m)
- 走行用モーター
- 最高出力:184ps/5,000rpm-6,000rpm
- 最大トルク:32.1kgm/0rpm-2,000rpm
現行モデルに採用されているハイブリッドシステムに、大きな変更はなく搭載されます。
多少の改良などは予想され、若干の出力向上やハイブリッドシステムの、制御改良などはされると思います。
燃費は向上へ
現行モデルのJC08燃費はこのクラスとしては良い、26.0km/Lを達成しています。
フルモデルチェンジで燃費も向上されJC08燃費30.0km/lを目標に開発されています。
ハイブリッドにも4WD設定
こちらも新型オデッセイのフルモデルチェンジで4WDが設定される見込みです。
現行モデルでは設定されてませんが、同じハイブリッドを採用するCR-Vに4WDの設定がありますので、搭載の可能性が高まりました。
やはり雪国やスノーレジャーに使用されている人は4WD購入したいと思うので、ラインアップされるのであれば吉報です。
新型オデッセイはハイブリッド専用?
雑誌やネット情報では新型オデッセイのフルモデルチェンジで、ハイブリッド専用モデルとして販売されるとなっていますが、ハイブリッド専用モデルで販売する可能性は低いと考えられます。
その理由としては、やはりハイブリッドモデルは、ガソリンモデルと比べて約30万円ほど、価格が高くなってしまいます。
また購入ユーザーの中には、ハイブリッドよりもガソリンモデルの方が欲しいというユーザーもいるため、現行同様ガソリンハイブリッドの2ラインナップで販売されると思われます。
新型オデッセイ フルモデルチェンジ(エクステリア)
こちらは北米オデッセイのエクステリアになります。
まったく同じにはなりませんがある程度参考になります!
ヘッドライトはマイナーチェンジで、現行オデッセイもステップワゴン、フィット、アコードのようなデザイン採用してくると思いきや変更なしでしたので、フルモデルチェンジでは採用してきます。
新型オデッセイは現行同様、超低床プラットフォームを採用してライバルにも負けない室内空間を実現
フルモデルチェンジでハイルーフに?
新型オデッセイでは現在の形からアルヴェルのようなハイルーフミニバンに変更されるとの情報もあります。
しかしオデッセイはハイルーフになるとは考えられません。
ただでさえ現行モデルは、エリシオンとの統合で先代モデルよりハイルーフとなり、オデッセイファンから失望の声もありました。
ただ現行モデルのサイズになったことで先代モデルの販売不振からは脱却した事実はあります。
新型オデッセイ フルモデルチェンジ(装備)
新型オデッセイはフルモデルチェンジでも「ホンダセンシング」を採用してきます。
現行モデルでもこのような機能がすでに搭載されて、ドライバーの安全運転をサポート
- CMBS〈衝突軽減ブレーキ〉
- ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- 路外逸脱抑制機能
- 車線維持支援システム〈LKAS〉
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
これらの機能がアップデートされる予定となります。
オートハイビーム
搭載されたセンサーによってハイビーム・ロービームの切り替えを自動で行い夜間ドライブをサポートしてくれます。
後方誤発進抑制機能
停車時や10km/h以下の低速後退時に、後方に障害物を感知した状態で、ドライバーがアクセル踏んでもエンジン出力制御を行い急発進を抑制
このような機能追加に加えて、クルーズコントロールも全車速にアップデートされます!
販売価格や発売日は?
今現在の情報では2020年頃の販売となっています!
今年開催される東京モーターショーでなんらかの発表があると思われます。
フィットも東京モーターショーで世界初公開とのことなので楽しみですね。
販売価格は+10~20万前後のアップとなるでしょう。
現行モデル上級グレードが約390万なので、400万超えとなる予想です。
まとめ
「2020年頃 新型オデッセイ フルモデルチェンジ!搭載エンジン・装備・価格は?」は参考になりましたか?
アルファード・ヴェルファイアに対抗すべく進化するオデッセイが楽しみですね!
基本キープコンセプトで大きな変更はなく高級感アップ・各種ブラッシュアップがメインとなります。
またエルグランドもフルモデルチェンジされるとの情報もありますので、Lサイズミニバンからは目が離せません!
新型オデッセイのフルモデルチェンジ情報が入り次第すぐにお伝えします。
元の投稿: 車お役立ち情報「Car Factory」 | 車に関するお役立ち情報や最新情報をわかりやすく解説します。
2020年頃 新型オデッセイ フルモデルチェンジ!搭載エンジン・装備・価格は?