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箱バン&軽トラを「ちょいアゲ」で楽しむ低予算リフトアップ【その3:タイヤ】

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ちょい上げのイメージを大きく変える

注目2モデルにクローズアップしてみた

箱バンや軽トラのカスタムで人気上昇の兆しを見せる「ちょいアゲ」。

その1ではスプリングを使ったリフトアップ、その2ではキャンバーを補正するボルトについて紹介したが、“ちょいアゲ”の雰囲気を盛り上げてくれるのは何といってもタイヤだ。通称、ボコボコタイヤと呼ばれている4×4用タイヤの中で特に注目したいのが、「トーヨータイヤ」と「ナンカンタイヤ」からリリースされている2本。早速、その特徴をチェックしてみた。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

軽自動車の“ちょいアゲ”にマッチするタイヤとして認知されているサイズは165/60-15インチ(軽トラックを除く)。これはハスラーのノーマルタイヤサイズのため。実際に純正ホイールをそのまま使って、タイヤだけ変えてその雰囲気を楽しんでいる人も多いようだ。

また、エブリイやハイゼットカーゴといった「箱バン」でも、このサイズがノーマルバンパーだとギリギリ。というのも、これ以上外径が大きくなるとタイヤハウスに収まらなくなってしまうためで、例えばハイゼットカーゴは165/60-15がギリギリということになる。

ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン
ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

 

【ナンカンタイヤ】

同サイズで多くの人に支持されているが台湾メーカーの「ナンカンタイヤ」と日本の「トーヨータイヤ」。前者は「マッドスター」という、ロゴが白くなっているホワイトレタータイプの『マッドスターN-889』は、この手のタイヤではロングセラーに入る人気商品だ。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

この他に『FT-9』と呼ばれるA/T(オールテレーン)タイヤもあるが、溝の幅はM/T(マッドテレーン)の「マッドスター」の方が広く、ゴツゴツ感・ボコボコ感はこちらの方が主張できる。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

走行インプレッションだが、正直言って静かとは言えない。タイヤを指で押しても固めな雰囲気があるため、乗り味も固めかと思ったが、そこまででもなかった。

またダートコースはさすがM/Tタイヤ、という走破性をみせてくれた。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

 

【トーヨータイヤ】

ほぼ「マッドスター」のひとり勝ちだった勢力図を塗り替えたのが、2016年の秋に「トーヨータイヤ」から登場した『オープンカントリー』。A/TとM/Tそれぞれの特性を兼ね備えたR/T(ラギットテレーン)タイで、ターゲットをスモール四駆に絞り込んでいる。

まさに軽アゲのためのタイヤといっても過言ではない。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

走行インプレッションは上々。普段乗りのメインとなる舗装路を走っても、そこまでのゴツゴツ感やロードノイズを感じさせないのはさすがといったところ。アゲ初心者には安心のタイヤといって問題はないだろう。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

最後に、気になるのが両タイヤの価格。

シャコタンで使う偏平の薄いタイヤだと国産と海外(アジア)ではかなりの価格差がでるのだが、不思議とこの手のタイヤはそれが広くない。某・価格比較サイトで検索しても、1~2千円(1本)違う程度だ。ナンカン マッドスター トーヨータイヤ オープンカントリー マッドテレーン

 

“ちょいアゲ”ユーザーのニーズでもある安心感を考えると『オープンカントリー』に分がある気もするが、ホワイトレターを採用する「ナンカン」もドレスアップの観点だと捨てがたい。このあたりは何を重視するかで変わってくるところだろう。

 

(リポート:Kスタイル編集部)

元の投稿: Auto Messe Web
箱バン&軽トラを「ちょいアゲ」で楽しむ低予算リフトアップ【その3:タイヤ】

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