王賁(おうほん)
父は王翦(おうせん)であり”王”家の次期当主と言われ、秦国(しんこく)の若手の中でNo1の実力者。
幼き頃から槍術(そうじゅつ)に励み、槍の達人であり”龍指(りゅうし)” “龍巣(りゅうそう)“と呼ばれる技を使う。
智謀(ちぼう)にも長け戦術家としての一面も持ち合わせる。
自陣の戦局だけではなく、秦国全体を盤面として使うことが出来る数少ない人物。
その能力は王騎(おうき)の副官を務めた騰(とう)も認めるほど。
性格は出世欲が強く、プライドが高いゆえに馴れ合いを拒む。
王賁(おうほん)は”王”家の後継ぎとして将軍にならなければ・・・というプレッシャーと戦い続けていた。
特に下僕から飛躍的に出世する信(しん)(飛信隊(ひしんたい))に対してはプライドをむき出しにする。
その反面、どこかで信を認めることも・・・
王賁には勝たなければならない理由がある。
そこには父である王翦との関係が・・・。