>>関連記事
警視庁組織犯罪対策3課は27日までに、無許可で労働者を派遣したとして指定暴力団・極東会系「二代目伊丹会」会長、広尾光信容疑者(70)=新宿区北新宿2=ら4人を職業安定法違反容疑で逮捕した。広尾容疑者は「私は知りません」と容疑を否認している。
広尾容疑者らは公園にいる路上生活者らを集めて寮に住まわせ、工事現場などに派遣。作業員の賃金の約3割をピンハネしていた。昨年、同様の事件で逮捕・起訴され、執行猶予付きの判決を受けていたが、今年に入ってからも無許可で労働者派遣を続けていたとみられる。
同課は埼玉県川口市の建設会社と代表取締役についても、同容疑で書類送検する方針を固めている。
この建設会社は今年2~7月、埼玉県戸田市と川口市の公共事業で暴力団から作業員を紹介されていたとされる。同社は東京都中央区晴海で建設中の東京オリンピック・パラリンピックの選手村の工事に2次下請けとして参加。この工事でも広尾容疑者らから作業員を紹介されていたとみられる。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
東京五輪工事に労働者派遣 極東会系会長を逮捕