桓騎(かんき)
元は盗賊団を束ねた首領。
部下の多くも元盗賊団で頭を張っていたメンバーである。
見た目は男も認める美貌を持ち、どこか影がある存在。
蒙驁(もうごう)将軍により目を付けられ、王翦(おうせん)と共に副将に任命される。
蒙驁(もうごう)軍の勝利の裏には、必ず桓騎と王翦の活躍がある。
元野盗・残忍な戦い・態度の悪さから同じ秦(しん)国の武将からは嫌われる。
戦略と言うより心理戦に強く、敵の嫌がる奇策で将軍に上り詰める。
初めは残虐な殺し方が好きな非道な奴と思われた。
しかしそこには裏側があった。
それは”全て勝つため”の手段。
ただの非道者ではなく、心理戦に勝つためには”非道”にもなるのが桓騎。
桓騎軍の者からは野盗(やとう)時代の名残で「お頭」と呼ばれる。