警視庁は、今年1月に東京都港区赤坂の路上でおよそ8300万円が奪われた強盗事件で、実行役が奪った現金の横取りを指示したとみられる指定暴力団・山口組系元組員ら5人を新たに逮捕した。男らは強盗事件の実行犯を別の場所に呼び出して金を横取りし、回収する役割だったとみられる。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、山口組系元組員、渡辺裕太容疑者(36)と、職業不詳の福井大斗容疑者(21)ら5人。5人のうち4人は容疑を否認し、1人は認否を留保している。
5人は今年1月、港区赤坂の路上でキャリーバッグに入れた現金を運んでいた貴金属買い取り業者の男性2人を襲い、およそ8300万円を奪うなどした疑い。5人は実行役が奪った現金の横取りを指示してバイクなどを手配したとみられている。
この事件の逮捕者はあわせて18人となり、警視庁は見つかっていない現金の行方を捜査している。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
赤坂8300万円路上強盗、「横取り指示」の元組員らを逮捕