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クルマの芳香剤メーカーに聞いた「ゲル」「リキッド」「吊り下げ式」のちがいと正しい置き場所

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タイプで香りの強さや持続性が異なる

 クルマを持っていれば一度は使ったことがあるだろう「芳香剤」。とはいっても代表的なモノだけでも液体にゼリー状があり、また紙に染み込ませたりエアコン吹き出し口に装着する製品など、じつに多くのバリエーションが存在する。それぞれのメリット&デメリットやオススメの設置場所などを教えてもらった。

 カー用品の代表的な存在であるものの、意外と知らないことも多い芳香剤。内容物や設置場所による特徴や違いを、各種自動車用品を展開する「カーメイト」の芳香剤製品企画の廣木さんに聞いてみた。いくつもの種類があるクルマ用のフレグランスだが、メジャーなのは『置き型』と呼ばれる、ダッシュボードやドリンクホルダー、またはシート下に設置するタイプ。その置き型でも主な種類は液体/固形ゲル(水ゲル)/ゲル(オイルゲル)の3種類があり、いずれも性質が異なっている。自動車用の芳香剤のオススメの選び方と「ゲル」と「リキッド」のちがい

 まず、「液体タイプ」の特徴は香り立ちのよさで、ボトルも香水のような高級感あるデザインが多く、室内のドレスアップにも役立つ。ダッシュボードなどに設置するのが一般的だが、斜めになっている場所は液が溢れてしまうので注意。一方の「固形ゲルタイプ(下写真)」は液体と同等にハッキリした香り立ちながら、こぼれる心配がなく傾斜した場所でも問題なく使える。ただし、液体やゼリー状のゲルタイプに比べて、持続期間が短いのが弱点という。自動車用の芳香剤のオススメの選び方と「ゲル」と「リキッド」のちがい

 次にゼリー状で見た目も美しい「ゲルタイプ」は液体と同じくドレスアップ効果があり、コンパクトで設置場所にも悩まないが香りの強さは弱めで長持ちするのが特徴。廣木さんによると「1台にひとつだけ使うというワケではなく、併用するユーザーは多くいらっしゃいます。見た目のよさでゲルタイプをダッシュボードに設置し、同じ匂いの固形ゲルタイプをシート下に置き香り立ちを強めるという使い方です。室内をなるべくシンプルにしたい方は、固形ゲルタイプをシート下などに置くなど、好みで使い分けしやすいラインナップを心がけています」とのことだ。自動車用の芳香剤のオススメの選び方と「ゲル」と「リキッド」のちがい

 続いてはエアコンの吹き出し口に取り付ける「エアコン取り付けタイプ」。ひとつは高純度の香料を含浸材に染み込ませた製品で、エアコンを使うと風により揮発し、非使用時は揮発量を抑えられるのが特徴。また、エアコン吹き出し口に装着する”液体タイプ”もあるそうで、「置き型の液体やゲルのように容器のデザインも楽しむならオススメです。逆に車内をスッキリとさせたいならば先の含浸タイプをオススメします」と廣木さん。自動車用の芳香剤のオススメの選び方と「ゲル」と「リキッド」のちがい

 さらに、車内に掛けて手軽に使える「吊り下げタイプ」は、香料を染み込ませた紙や木材がむき出しになっており、シッカリとした香りが楽しめる。他にもスプレータイプは、名前のとおり車内にスプレーするだけなので、乗っていないときは消費せず香りの強弱も調整しやすいのが特徴となっている。自動車用の芳香剤のオススメの選び方と「ゲル」と「リキッド」のちがい

 なお、カーメイトではエアコンフィルターに装着するタイプも新展開しているそうだ。具体的に言えば、高純度の香料を含浸材に染み込ませた状態でエアコンフィルターに取り付け、スイッチを入れると吹き出し口から爽やかな香りが広がるという新感覚なフレグランス。含浸材は3本セットなので本数を変えて、香りの強さをコントロールできるという。

 余談になるが注意をひとつ。家庭用の芳香剤を車内で使う人をたまに見かけるが、家庭用は耐候性というか温度変化に弱いのでオススメできない。特に夏場は家庭と違って高温となるために容器が溶けたり中身が吹き出たりすることもあるそうだ。クルマ用を家庭で使う分には問題ないが、逆のパターンはダメということも覚えておきたい。

元の投稿: Auto Messe Web
クルマの芳香剤メーカーに聞いた「ゲル」「リキッド」「吊り下げ式」のちがいと正しい置き場所

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