カリブ海の雰囲気とアメリカ車がコンセプト
1950年代に生産されたクラシックなアメ車が、今も現役で走りまわっている島国キューバ。「日産愛知自動車大学校」が東京オートサロン2020に出展したのは、そんなカリブ海に浮かぶ国を思い起こさせるルックスの日産キューブだ。学生がわずか2カ月半で作ったという、キューブ改「Cuba(キューバ)」に迫ってみよう。
今も昔も世界でイチバンの自動車大国といえばアメリカで、そこに憧れを抱くのは日本車が台頭した後に生まれた若者でも変わりない。日産愛知自動車大学校の生徒たちも同様で、東京オートサロンへの出展車をどうするか話し合ったとき、たくさんの候補から残ったのが『古いアメリカ車』というテーマだった。