今でもパーツが豊富に残っている
日産シルビアというと、筆者のようなアラフォー世代からすると「免許取り立てで購入できるスポーティでカッコいいクルマ」という印象だった。実際、免許を取得した90年代後半の頃は比較的安価で購入できるスポーツカーのひとつだったのだ。
特にNAモデルやATモデルであれば、ヒトケタ万円で店頭に並んでいることも珍しくなく、「とりあえず車体だけ買って、あとで色々やるか……!」というような位置づけだったのだ。
しかし、そんなシルビアも2002年で販売を終了。その後同様のコンセプトの車種が登場しなかったこともあり、気づけば中古車相場はどんどん上昇。新車価格を上回るものも珍しくないレベルとなっている。