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雪を求めて「高山わんわんパラダイス」へ

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岐阜県高山市にある「高山わんわんパラダイス」は、北アルプスの壮大な森と清流に囲まれた大自然のなかにあります。その名のとおり、主役は「犬」。リゾートホテルでありながら、犬目線のサービスが充実していて、気軽に旅行を楽しむことができます。

初めての宿泊でも知識や経験が豊富な専門スタッフが出迎えてくれるので、安心して訪れることができます。天然木をふんだんに使用した開放的なレストランや貸し切り個室温泉棟、愛犬サロン(室内ドッグラン)、グルーミングルームなどがあり、愛犬と充実した時間を過ごせるホテルです。「今年は暖冬で全国的に雪が少ないので、雪を求めて旅に出ました!」と愛犬トラベラーの吉田夫妻。今回もラブラドールレトリーバーの「もゆ」ちゃんと楽しい旅に出かけました。

豪雪地域にも雪がない

少し前の新聞にも「降らない、凍らない……記録的暖冬に全国から悲鳴があがる」という文字が見られましたが、今年は本当に雪がありません。スキー場関係者がゲレンデに向かって「雪乞い」をするほどで、このままの数値が続くと1989年の過去最高記録に並ぶ記録的暖冬になるそうです。滋賀県草津市を出発して、高山に向かって高速道路をクルマで走りましたが、豪雪地域で有名な東海北陸道の荘川も道路の隅に少し雪がある程度でびっくり。気合を入れて雪対策をしてきましたが、拍子抜けしてしまいました(笑)。

「高山わんわんパラダイス」は何度か訪れていて、昼食は決まってこの荘川にある「里山茶屋むろや」で休憩も兼ねていただくことにしています。残念ながらペットは不可なので、「もゆ」は車内でお留守番です。古民家が印象的な店内で注文したのは、ヒレカツ2枚が付いた「そばセット」です。ここはおいしいトンカツとお蕎麦をいただけるお店なのです。ほかにもミニヒレカツ丼がついた「丼とセット」やトンカツがメインのメニューもあり、飛騨産コシヒカリとともに楽しめます。有機酵素玄米や自家製デザート(特に蕎麦アイスクリーム)も人気です。ただ、営業時間が11:00~14:00で、蕎麦が売切れたら時間内でも閉店してしまうので、早めに訪れることをオススメします。定休日は月曜日です。今回もおいしくいただき、大満足でした。

果たして「高山わんわんパラダイス」に雪はあるのか?

そして、目的の「高山わんわんパラダイス」に向かいます。道中ではほとんど雪を見ていません。「豪雪地域の荘川にも雪はなかったので、もしかして雪遊びはできないのでは」とかなりの不安を感じながらクルマを走らせましたが……、敷地内にようやく雪を見つけました。ドッグランにはしっかり踏み固められた雪があり、「来てよかったね~」と家族みんなで大喜びしました。

洗練されたモダンルームで非日常を過ごす

駐車場にクルマを停めて、石畳の階段を上がるとフロントがあります。入口の足洗い場で「もゆ」の足を洗って、一緒にフロントに向かいます。チェックインの際には宿泊内容の確認をして、館内の利用方法などの説明を受けます。宿泊できるのは基本的なしつけができている室内犬で、5種以上の混合ワクチンと狂犬病予防接種を1年以内に受けていることが条件。証明書の提示が必要です。発情期には利用できません。利用料金は小型犬1頭1030円、中・大型犬1頭2060円で、1室につき2頭目からは半額という良心的な価格設定です。

そして、鍵を受け取って宿泊する部屋に向かいます。宿泊するのは3階にあるモダンツインルーム(27㎡・禁煙)で、とても落ち着いた色調の部屋です。窓からは奥飛騨の豊かな自然を感じることができ、穏やかで贅沢な空間です。犬用のアメニティは、トイレトレイ、ペットシーツ、エチケット袋、粘着ローラー、消臭剤、リードフックです。それ以外の食器や寝具など身の回りのものは、基本的に日常使いなれているものを持参します。

また、愛犬が悪戯をしてしまう場合にはサークルやケージを持参することをオススメします。ホテルでも貸し出し用のサークル(ケージ)はありますが、数に限りがありますので事前に予約が必要です。

雪のドッグランを満喫!

敷地内にある500坪のドッグランは、春は新緑、夏は木陰で涼を、秋は紅葉、冬は雪をと四季折々の風情を感じることができます。今回は雪。天気は晴れたり曇ったりでしたが、寒いので「もゆ」はロンパースを着て外出です。ドッグランに行くと宿泊犬の数匹が遊んでいました。みんな大型犬です。すぐに仲良くなり、楽しさを爆発させながら走り回ります。500坪もある広大なドッグランですから、大型犬が思い切り走っても何の心配もありません。「もゆ」の笑顔に私たちも大満足です。大自然の中で空気もおいしく、念願の雪遊びを時間を忘れて楽しみました。

奥飛騨温泉郷の平湯温泉の湯にほっこりする

ドッグランでたっぷり遊んだあとは、家族でホテル自慢の温泉に入りました。このホテルには貸し切り個室温泉棟があり、愛犬も一緒に入ることができます。犬専用の浴槽が付いている内風呂もあるので、愛犬も温泉の湯に浸かることができます。ここの湯は、奥飛騨温泉郷の平湯温泉から毎日運ばれてくるそうです。

平湯温泉は奥飛騨温泉郷のなかでもその歴史はもっとも古く、江戸時代末期の「飛州志」にもその記述が残されています。古くから多くの人々に愛され、胃腸病やリウマチ性疾患、神経症、皮膚病などの湯治場としても栄えたと伝えられています。私たちものんびりと家族で温泉三昧です。日常の疲れが全部吹き飛ぶような、ほっこりした時間を過ごしました。

自然豊かな飛騨高山の食材を使った夕食

夕食はホテル内のレストラン「花鳥」でいただきます。ここは愛犬と一緒に過ごすことができますので、より楽しみながらの夕食です。大自然の恵みをふんだんに取り入れた和懐石料理で、料理長が一品一品を丁寧につくりこんだ季節を感じさせてくれる内容です。地場の味をじっくりと堪能することができます。メニューはいくつかあるので、選ぶことができます。私たちは飛騨牛の入った夕食にしました。とてもおいしくいただきました。じつは犬用のメニューも豊富で、必要であればチェックインの際に頼むことができます。犬用の椅子やシート、カゴ等も用意されているので、安心して利用できるレストランなのです。

食後は少しお部屋で休憩して、その後、愛犬サロン(室内ドッグラン)で遊びました。いくつかのアジリティも設置されていて、雨の日でも楽しめる空間です。週末にはゲームイベントなどもあるようで、ほかの宿泊客や愛犬たちとのコミュニケーションも取ることができます。「もゆ」もおもちゃを口に咥えて、楽しい時間を過ごしました。

朝の散歩でふかふか雪体験

翌朝は早めに起床して、ドッグランで遊びました。まだ、ほかの宿泊犬はいなかったので、「もゆ」は広いドッグランを貸し切りです。朝から元気に走り回ります。その後、贅沢な朝食をいただき、ホテルの散策路に向かいました。

この散策路は前長700Mで、敷地内を流れる久手川沿いや秋には紅葉が鮮やかな紅葉が丘などを楽しめます。途中には林の休憩所があり、ゆっくりと大自然を感じることができます。ここは全く歩いた形跡がなく、私たち家族が一番乗り。ふかふかの雪の中を歩くことができました。歩くたびに足が沈むので、その感覚が楽しいらしく「もゆ」はどんどん進んでいきます。雪に顔まで突っ込んでいました(笑)。空気も新鮮で森林浴には最高の散策路です。今回の旅の目的である雪遊びを満喫できた時間でした。

人気パン屋でお土産を購入

チェックアウトを済ませ、さあ、出発です。高山で人気のパン屋「トランブルー」に向かいました。ここは岐阜県高山市にあるパン屋ですが、以前にNHKに取り上げられたことで一躍人気になったお店です。

当時は購入するだけで1時間待ちでしたが、いまは落ち着いていて店内で少し並ぶくらいになっていました。商品の性質上、通信販売はしていないので、ここに来ないと購入ができません。また、営業時間は9:30~18:30ですが、パンが売切れ次第に閉店になります。定休日はホームページに記載されていますので、確認してから行かれることをオススメします。私たちはパンを購入して、再び高速道路を通って帰路につきました。ちなみに帰りも雪はありませんでした(笑)。

まとめ

雪が記録的に少ない今年は、飛騨高山はオススメです。特に今回宿泊した「高山わんわんパラダイス」は充実した施設があり、愛犬と一緒の旅に満足感を感じることができます。楽しかったかどうかは「もゆ」の笑顔でわかります。とても充実した旅でしたよ。

元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
雪を求めて「高山わんわんパラダイス」へ

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