“龍”の姿でワノ国九里の博羅町に姿を現したカイドウ。
更にカイドウは現在のワノ国において、国を守る「明王」とされている。
将軍オロチは火祭りの夜、カイドウの本拠地である鬼ヶ島に「参拝」に行くという。
それは形だけだと言うが、ワノ国の民にとってカイドウは崇める対象であり「守り神」の様な存在なのだろう。
龍の姿のまま現れた事からも、龍=守り神と考えていいだろう。
しかしそうだとすると、一つ矛盾する件がある。
それは、「ワノ国の英雄」リューマの存在だ。
スリラーバークにてドクトル・ホグバックは、生前のリューマの偉業についてこう説明していた。
大昔…!! ウソか本当か
空飛ぶ竜を斬り落としたと語り継がれる
伝説の侍だ!!!
そして、錦えもんはリューマの墓が荒らされた事についてこう語っていた。
あの国中が涙した大事件!!
ワノ国英雄の“墓荒らし騒動”!!
犯人はお主であったか!!
そう、リューマが「伝説の侍」「ワノ国の英雄」と呼ばれるようになった所以は、「竜」を斬った事に由来する。
年月の違いはあれど、一方では「竜」を斬った侍を英雄視し、もう一方では「龍」を神と崇める。
今回は、この矛盾について考えたい。
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ワノ国で“竜”を斬ったリューマが英雄とされ、“龍”のカイドウが守り神とされている矛盾