神奈川県警交通捜査課と鶴見署は12日、内装工の男(36)=横浜市旭区桐が作=と、指定暴力団・稲川会系組員(27)=住所不定=の両容疑者を県暴走族追放条例違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、内装工の男は昨年5月16日、同市都筑区に住む暴走族構成員の無職少年(17)に対し、暴走行為を容認する対償として計10万円を要求し、稲川会系組員は同9月16日、同市港北区に住む塗装工の少年(17)ら暴走族構成員の少年5人に対し、同じく計5万円を要求したとしている。いずれも容疑を認めている。
車道で信号無視や蛇行運転などの暴走行為をしたとして、県警は昨年6月~今年1月、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、暴走族「綱島愚連隊」に所属する少年10人を逮捕。供述から2人が関与した疑いが浮上した。