低速度域でもエンジン温度を上げない工夫
2月14日から3日間、インテックス大阪で開催されている「大阪オートメッセ2020」では、トヨタが新型GRヤリスを公開をしている。すでにGRヤリスの『特別仕様車GRヤリスFirst Edition RZ“High-performance”』を紹介したが、本稿ではもう一台の「GRヤリス ラリーコンセプト」をクローズアップしたい。
トヨタ自動車ではGRヤリスの開発にあたり、様々な走行シーンを想定。なかにはダート走行もあったが、その際の開発車両をイメージした仕様だ。また、「様々な使い方でクルマを走らせることを楽しんで欲しい」と、ラリーやダートトライアル競技に使ってほしいという思いもある。そもそもGRヤリスはWRCでの勝利を目的にしているので、ラリーコンセプトのクルマを製作したのだった。