エアロパーツにローダウンされたリアル救急車
西日本最大級のカスタマイズカーの祭典「大阪オートメッセ2020」の会場に、どこか異色の展示車両があった。「救急車」である。よく見ると、エアロパーツは付いているし、ホイールやマフラーも変わっている。救急車を出展したのは、大阪のカスタマイズショップ『CK company』。今回の展示について話を聞いてみた。
CK companyは、カスタムカーのほかにキャンピングカーの製作、板金塗装を得意とする会社だが、数年前からカスタムのノウハウを生かして病院と提携。展示された救急車は、消防署から出動するタイプではなく、病院から病院へ患者を運ぶ「救急搬送車」。エアロパーツやローダウン、ホイールなどは大阪オートメッセ限定の展示仕様としてカスタムしているが、実際に病院に納車されている”ホンモノ”なのである。