大柄ボディでも扱いやすい質実剛健な1台
陸上自衛隊が装備する「高機動車」は、イラクなどの海外派遣から国内では災害派遣などに広く使用される車両。高速道路などで目にしたことがある人は多いかもしれない。今回の「大阪オートメッセ2020」の自衛隊ブースには、数々の自衛隊車両を展示。陸上自衛隊・第36普通科連隊所属の山本さんにテーマである高機動車についてお話を伺ってみた。
まず、高機動車とはマイクロバスとトラックの中間的な存在で、トヨタの「メガクルーザー」をベースに製作。主に人員や物資などの輸送に使用される車両だ。そのルックスから「和製ハマー」と呼ばれる国産車ベースだけに、特殊な形をした装備車の多い自衛隊車両の中では親しみを感じる車両といえるだろう。