黄砂がクルマに与える影響と洗車方法
クルマ好きにとって厄介な存在が、春に訪れる「黄砂」。中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの乾燥地域で、数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌や鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来してくるものです。
青空駐車していたら、ボディは知らない間に黄砂だらけ。クルマに与える影響として悩んでる人も多いのではないでしょうか。黄砂の粒子には、石英や長石などの造岩鉱物、雲母、カオリナイト、緑泥石などの粘土鉱物が多く含まれています。カタチも鋭利で、日本まで到達する黄砂の粒子径分布では、直径4ミクロンくらい。その分析からは、土壌起源ではないと考えられるアンモニウムイオン、硫酸イオンなども検出され、飛来の際に人為起源の大気汚染物質を取り込んでいる可能性も示唆されています。