デメリットによるリスクをどう考えるか
クルマのカスタムメニューのひとつである「フェンダーのツメ折り加工」。タイヤがフェンダーの内側に擦れて傷付くのを防ぎ、ホイールをツライチで履くためにも有効な手法だ。しかし、ツメ折り=事故車と扱われたり、買い取り額が下がるなんてウワサもある。それらの真偽とツメ折りする際の注意点を解説しよう。
車高を大きく落としたり、太いタイヤやホイールを履かせる場合、その干渉を防ぐために必要となってくるメニューがフェンダーのツメ折り。フェンダーの”ツメ”は内側(タイヤハウス側)に曲げられており、その部分をさらに内側つまり上方向に折り曲げ、タイヤやホイールとの干渉を防ぐという加工だ。ホイールのツラ部分をフェンダーのラインに揃える、いわゆるツライチに欠かせないメニューであり、ツメ折りをしなかったことで、フェンダーとタイヤが擦れあってバースト(タイヤの破裂)を起こしたというケースもよく聞く。