事前のチェックで1発合格を目指せ
ディーラーや整備工場に依頼せず、自分で陸運支局に持ち込んで検査を受ける「ユーザー車検」。ユーザー車検といえども点検整備は必須なのだが、検査前に点検整備を行なう「前整備」と、車検を通してから点検整備を行なう「後整備」を選ぶことができる。
ただし、車検の合格率を高めるには「前整備」が圧倒的に有利。一発で確実に合格を得たいのなら「前整備」がオススメといえるだろう。点検項目は、点検整備記録簿の24カ月点検の点検項目(56か所)に準じて行なうわけだが、車検を通すために押さえておきたい基本箇所を、陸運支局の検査ラインの順番通りに列記しておこう。
第1ブロック 外回り検査
ここではまず車検証と申請書類の記載内容が、車両が同一であるかを確認。そして外回りと保安装置などの検査を受ける。ここでチェックされるのは下記の通り。