警視庁は3日、特殊詐欺事件で指定暴力団・住吉会傘下組員が逮捕された事件を受け、住吉会本部事務所を家宅捜索した。住吉会本部への家宅捜索は今年に入って2回目。
この事件は、住吉会系「十三代目幸平一家」傘下組員、片岡数真容疑者(31)が2018年10月、山口県の74歳の女性に息子を装いうその電話をかけ、、現金250万円をだまし取った疑いで逮捕されたもの。片岡容疑者は、受け子の監視役とみられ、被害総額1,200万円にのぼる特殊詐欺事件に関与したとみられている。
警視庁は2日、幸平一家本部事務所を家宅捜索していて、住吉会が特殊詐欺でだまし取った金を組織の運営資金にしていた可能性があるとみて調べている。