道筋を意識しながら操作する
とくに高齢者は足腰が弱くなってきたり、体の動きが鈍くなったりするので、同乗の際には運転に気遣いが必要だ。同じく小さな子供連れの場合も、クルマの動きに体がうまく対処できないことも考えられ、チャイルドシートを使うにしても、同乗者があるときの運転には気遣いが求められる。
運転者の操作の様子をクルマの後ろから眺めていると、落ち着きのない走りをしているのをよく見かける。クルマの流れが順調なのに、速度が安定せず、常に加減速を繰り返しているというもの。あるいはカーブへ入っていく際に、外側の車線をはみ出しそうになるというケースも然り。さらに市街地では先の信号が赤になっているのに、まだアクセルを踏んで加速するといったパターンだ。