沖縄県警宜野湾署と県警組織犯罪対策課は23日、本島在住の農業の70代男性から小型馬のポニー1頭(30万円相当)を借り受け、男性からの返還要求に応じなかったとして、指定暴力団・旭琉会系「二代目沖島一家」総長、知念秀視容疑者(66)=那覇市首里石嶺=を横領容疑で逮捕した。調べに対し「ポニーは誰かに連れて行かれた」「馬はもらったもので、知人が売った」などと供述しているという。
県警は同日、組事務所など関係先5カ所を家宅捜索したが、ポニーの発見には至らず引き続き行方を追っている。
知念容疑者は2019年6月ごろ、知り合いを通じて目的不明のままポニーを借り受け、その後は返還の意志を示さなかった。