複数で共有している意識が希薄
独特なルールやマナーが数多く存在するサーキット。だからこそ最初はミスを犯す可能性があり、事前にある程度の知識を持っておくことが重要だ。笑って済ませられる程度の失敗ならまだしも、他人を巻き込むような失敗は絶対に避けたいもの。ココで挙げるエピソードをよく読んで安全にサーキット走行を楽しもう。
以下の失敗談はすべて筆者が自分の目で見た、もしくは信用できる人から聞いた話。まずは、走行中の失敗談から。
とある車両がエンジンオイルを走行直前に交換し、急いでコースに入ったもののドレンボルトが確実に締まっておらず、少しずつオイルが垂れている状態だった。2~3周でいったんピットインし確認すればよかったが、時間がもったいないと連続で全開走行。振動でボルトの緩みは大きくなっていたのだろう。