カスタムの常識が変わってきた
ドレスアップの基本ともいえるローダウン。「車高を落としてインチアップしたホイールを履いて、次はマフラーかエアロを…」というのが定番だった。VIP、ユーロ、USDM、スタンス、スポーツ、ローライダーなどなど、カスタムの方向性はさまざまあれど、共通するのは「車高の低さ」。つまり車高短(シャコタン)がベースで、クルマをイジる=まず下げるのがごく当たり前だった。
「よくいわれている言葉ですけど、どんなクルマも車高を落とせばカッコ良くなる。たとえノーマルではイマイチな車種でも、ベタベタにしてホイールを換えるだけで驚くほどパリッとして見えるもの。もともとスタイリッシュなクルマなら尚更です」と、カスタムパーツメーカー「KLC」の川原代表。