クルマ好きなら誰もが憧れた装備
かつてクルマ好きが憧れた装備といえば、外観であればリトラクタブル式のヘッドライトが挙げられるだろう。点灯していないときはヘッドライトが見えないようにたたまれ、点灯の際にボンネットフードの一部が立ち上がり、ヘッドライトが現れる機能だ。主にスポーツカーなどで採用された。
国産車で印象的なのは、マツダ RX-7だろう。初代は1978年の生まれだ。それ以前にもトヨタ 2000GTが採用していた。またAE86として人気を呼んだ、カローラ レビンの兄弟車であるスプリンター トレノが、レビンとの区別として採用している。後年では、90年のホンダ NSXがそうであり、実はかなりの車種が80~90年代にかけて採用している。