和歌山県警和歌山東署は4日、和歌山市で橋を渡った車がT字路を曲がり切れずに堤防下の住宅に突っ込んだ事故で、特定抗争指定暴力団・山口組傘下組員・案浦広樹容疑者(48)=和歌山市元寺町西ノ丁=を道交法違反(酒気帯び運転、過失建造物損壊)の疑いで逮捕した。
案浦容疑者は5月31日午前1時半ごろ、飲酒運転で和歌山市の紀の川大堰管理橋でで乗用車を運転中、橋を渡った直後にT字路を曲がり切れずにガードレールを突き破り、約20メートル離れた堤防下の住宅2階に突っ込んで住宅を壊した疑い。住宅は空き家だった。案浦容疑者は病院に搬送され、腕などに軽傷。住宅の持ち主との間に面識などはないという。