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岡山地方裁判所は23日、岡山市のホテルで元交際女性を刺殺した罪に問われている元指定暴力団・山口組系「二代目大石組」幹部、河野美雄被告(70)に懲役20年の判決を言い渡した。
判決によると河野被告は2019年8月13日午前2時ごろ、岡山市のホテルで以前交際していた女性(当時46歳)の胸などを複数回刺して殺害したという。裁判員裁判では、河野被告がどの時点から殺意をもち犯行に及んだかが争点となった。
23日の判決公判で岡山地方裁判所の倉成章裁判長は「殺傷能力の高い刺身包丁で被害者の胸や腹など身体の重要な部分を複数回刺している。殺意があったことは明らかである」と指摘した。