現代のクルマには当てはまらない項目が多々あり
当然のことながら、旧車も車検を受けなくてはならない。検査項目などは基本的には今のクルマと変わらないのだが、基準については異なる場合がある。排気ガスの数値などがそうなのだが、最新の基準は当てはまらないし、当てはめたら旧車は全滅だろう。
シートベルトもしかりで、1969年以前製造のクルマは適応除外として、無くても問題はない。ただし、保安部品や安全装備は後付けの物を取り付けてあるのに、実際に使用していないと交通違反になる。これは「無くてもいいけど、付いている以上は使用しないとダメ」という原則に則っているからだ。以上のように通常とは微妙に違うところがある旧車の車検。苦労するポイントを紹介しよう。