福岡県警は10日までに、福岡県太宰府市内で車の中に営利目的で覚醒剤などを隠し持っていたとして、特定危険指定暴力団・工藤会系組員2人を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、工藤会系組員・古川淳容疑者(45)と、同・藤吉勇輝容疑者(29)。2人の認否を明らかにしていない。
古川容疑者は2020年3月、太宰府市内で男に対し覚醒剤を12万円で譲り渡した疑い、藤吉容疑者は7月21日、太宰府市にある自宅マンションの駐車場に止めていた車の中に営利目的で34袋に小分けした覚醒剤15グラム(末端価格100万円相当)と、大麻(末端価格3万6千円相当)、注射器10本などを隠し持っていた疑いが持たれている。