長距離トラック同士のローカルルールが発祥
いまなら間違いなく煽り運転だろう。15年ほど前のことだ。高速道路を降りて一般道に合流した直後、うしろから小型トラックが進路をふさぐかたちでかぶせてきた。「マジかよ!!」驚いて急ブレーキを踏む。
「おらああぁ〜アブねーだろ〜がー!」とわめきながら降りてきたのはガテン系の若者ふたり。高速道路上でのこちらの車線変更が気にくわなかったと追走、イチャモンをつけてきたのだ。
落ち度はない確信があったし、話にならない相手だと思ったので「じゃあ警察呼ぶか?」と聞くと「ざけんな!バカヤロー!!」と吐き捨てて去って行った。
彼らの言い分はこうだ。「迷惑かけたんだからハザード出して詫びるのがスジだろう」と。そもそも迷惑はかけていないし、緊急時に使うハザードランプ(非常点滅表示灯)を謝罪の気持ちを示すために使えとは…妙なことがはやりだしていることを身をもって実感。うんざりした。