オリジナリティを追求できる技アリなカスタマイズ
カスタマイズの大本命として、マフラー交換は昔から定番のメニューだ。チューニングパーツとしてエンジン性能がアップするのはもちろん、心地いいサウンドやスタイリッシュなルックスも得られるなど、交換効果は大きい 。
ただ、最近のクルマは環境対応や燃費性能で厳しいハードルをクリアせねばならず、エンジン制御が高度に進化している。マフラーをポンと交換するだけでパワーアップするのは難しく、本気でチューニングするには総合的なパーツコストがかかってしまうのだ。
もう一つの問題が「騒音規制」。ひと昔前のマフラーは「保安基準」に適合していれば(穴が空いているなどの致命的な不備がなければ)車検も難なくパスできたが、2016年10月以降の新型車は「性能等確認済表示(認証プレート)」がないと、そもそも車検に通らない。もちろんそういったマフラーを買えばなんら問題ないのだが……。