ランサー・エボリューション4〜6の第2世代を振り返る
1992年から2016年まで24年間販売され、三菱を代表をスポーツモデルであったランサーエボリューション、通称ランエボ。前回紹介した第1世代のCD9A/CE9A、初代から2、3に続いて、今回は第2世代のCN9A/CP9A型、4から5、6、6トミー・マキネンエディションまで、各モデルについて振り返ってみよう。
【ランサー・エボリューション4】CN9A/1996年7月発表
ベース車のランサーが1995年10月にフルモデルチェンジし6代目となったことで、ランエボもこの4から第2世代へ移行した。この世代のランサーからエボリューションの設定、ひいてはモータースポーツへの参戦を前提として開発されたことで、ベース車の時点でボディ・シャシー性能の底上げと、エンジン搭載方向の左右反転による整備性の向上が図られている。