失敗しないために知っておきたい4つのこと
塗装よりも手軽に愛車のイメージを変えることができて、もし飽きたりしたらいつでもノーマルに戻せるのがラッピングカスタムのメリット。ルーフやボンネットなど、ボディの一部なら価格も手頃で、ドレスアップに取り入れている人も多い。
ただ、何も考えずに施工してしまうと、後悔する可能性があることも事実。ここではラッピングについて、正しい知識を学んでおこう。
(1)必ずクルマ専用の素材を使用すること
まずは施工に適したフィルム(ラッピングシート)だが、必ず自動車用をチョイスしてもらいたい。市販されるフィルムには看板用もあり、糊(のり)の強度が異なってくる。
自動車用は剥離も考慮した設計だが、看板用は糊が強力で、剥離の際に糊が残ったり車体の塗装が損傷してしまったといったトラブルが発生しやすい。特に再塗装部分やフェンダーエッジなどの端部は塗膜が弱いので、元に戻すことを考えるならシッカリ吟味して施工しよう。