生産が中止になってから再評価されたモデル
画家のゴッホに作曲家のシューベルト、作家の宮沢賢治をはじめ、生前より死後の方が評価が高まった偉人は少なくない。クルマもしかりで、生産中よりも生産中止になってから、評価や人気が高まったクルマがいくつかある。そんな生産中止になってから輝きを増したクルマを振り返ってみよう。
1)日産スカイラインGT-R(R34)
第二世代GT-Rの最後のモデルで、完成度も高く、現役の頃から評価が高かったのでは? と思うかもしれないが、総販売台数は1万1344台。第二世代のスカイラインGT-Rもっとも人気がないといわれるR33GT-Rの総販売台数の1万6435台よりも少ないというのは意外に思う人も多いのではないだろうか。ちなみにR32GT-Rの総販売台数は4万3661台とダントツだ。