[週刊少年ジャンプ48号]
(コミックス派はネタバレにご注意)
第994話“またの名はヤマト” 感想。
〇侍の覚悟と折れない意志
〇カイドウの死生観「死は人の完成」
〇城内を駆け上がるルフィ達
〇抗体はアプーの手に!氷鬼ゴッコ!
〇おでんの処刑を見ていたヤマト
〇カイドウ譲りの頑丈な体
〇放出する流桜!? ヤマトの実力
侍の覚悟と折れない意志
カイドウの「かまいたち」の咆哮により左腕を失った菊。
しかし一切の弱みを見せず、戦う意志を折る事はなかった。
我々読者の方が「腕が!!」「元通りになる!?」「お菊ちゃァ~~~ん!!泣」と動揺し過ぎていたね。笑
すぐに腕を縛り血を止めたイゾウも!
燃える刀で傷口を焼き止血した錦えもんも!!
真っ直ぐに前だけを見ていた菊も!!!
皆カッコいい!
カイドウが侍を好きになるのも分かるわ。
こんな「覚悟」を見た後にちょっと見苦しいんだけど…
傷口を焼いて止血したって事は、この先お菊の腕が元通りになる事はなさそうだね…泣
戦いが終わった後は義手か隻腕か…
まぁそれも戦いの証だからアリだよね!
死を賭して戦ってるんだ、腕くらい…
隻腕の菊も悪くないだろう。
カイドウの死生観「死は人の完成」
今回、カイドウの死生観がハッキリとしたね。
時世じゃねェがよ……!!
死は人の完成だ……そうだろ?
こんな考え方は流行らない(一般的ではない)とカイドウ自身も理解してるけど、「死をもってこそ人は完成する」と考えてるんだね。
死は恐れるものではなく、人を完成させるものの一部だと。
ロジャーも白ひげも立派な死を遂げた。
だから「うまくやりやがった」と呟いたんだね。
カイドウが侍を好きなのは、「いつでも死を覚悟しているから」に他ならない。
お前らの気迫に……!!
光月おでんの影を見た…
──別に殺されてやってもよかった
かつて敗北を感じたおでんに殺されるならそれは誉れであり、自分の最期に相応しいと考えたのだろう。
カイドウという男を少し理解できたような気がした。
城内を駆け上がるルフィ達
ルフィ達が城内を駆け上がってるんだけど、一話ごとに一階ずつのペースなんだよね。
んで各階に敵がいるんだけど、なるべくルフィに体力を使わせない様に周りがサポートしながら屋上に向かってる。
これまでの流れをまとめてみよう。
話数
|
階数
|
サポート
|
敵
|
---|---|---|---|
992
|
ライブフロア
(B2階と同階)
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サンジ
侍達
|
ギフターズ 真打ち |
993 |
B1階
|
サンジ
ジンベエ
|
ブリスコラ
|
994 | 1階 | サンジ
ジンベエ
|
フォートリックス
ハムレット
|
前回出てきた“真打ち”のブリスコラもそうだけど、今回のフォートリックスとハムレットの名前もトランプゲームが由来だ。
ルフィ達が2階に上がったら、また“真打ち”が出てくるのか…
それともそろそろ“飛び六胞”クラスが道を塞いでくるのかな?
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ワンピース 第994話“またの名はヤマト”感想