「重要な枠割」を担うクルマばかりに目が奪われる!?
国内外問わず、TVドラマや映画には、しばしば強烈な印象のクルマが登場する。例をあげると「西部警察」「ナイトライダー」などがそれにあたる。これらの作品では、もはや「クルマも主演級」だ。
そのいっぽう、クルマはあくまでも話に必要な「小道具」「脇役」程度の扱いで、かつ主演する俳優陣が超豪華な注目作なのに、登場するクルマにばかり目がいってしまう……なんてこともある。そこで今回は、クルマ好きなら俳優陣よりもクルマに目がいってしまうTVドラマや映画と、そこに登場するクルマたちを5つ集めてみた。
1)「刑事貴族」×「マスタング・ソアラ・ヴァンプラ」
1990年から1992年まで、3部にわたって放送されたTVドラマ「刑事貴族(でかきぞく/日本テレビ系列放送)」。初期は舘ひろしを主演としたハードボイルドなアクション刑事ドラマで、舘ひろしの「男らしさ」「カッコよさ」が光っていた。なにしろ、乗っていたクルマが、舘ひろしの提案で、あえてボコボコ・傷だらけになった(涙)黒い「フォード・マスタング・マッハ1」なのだからシビれる。舘ひろしの荒々しい「一匹オオカミ」的なキャラクター・牧俊介ともマッチしていた。