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福岡地裁(神原浩裁判長)は17日、2011年に北九州市で建設会社会長が射殺された事件など、4つの市民襲撃事件に関与したとして、殺人などの罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤会系「田中組」元幹部・松田洋典被告(46)の判決公判で、懲役21年を言い渡した。
判決によると、松田被告は実行役の工藤会系幹部らと共謀し、2011年11月に建設会社会長の内納敏博さん(当時72)を拳銃で撃ち殺害。このほか2012年の福岡県警・元警部銃撃事件など、合わせて4つの市民襲撃事件に関与した。
これまでの裁判で、弁護側は内納さんの殺害に関与していないなど無罪を主張していた。
17日の判決公判で、神原浩裁判長は「意に沿わない人の命を組織的に抹殺するという許容される余地のない犯行」と指摘。「配下の組員に内納さんの行動の確認をさせる重要な役割を果たした」などとして、懲役25年の求刑に対して懲役21年を言い渡した。
元の投稿: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
4つの市民襲撃事件 工藤会系元組幹部に懲役21年の判決