第1014話“人生の大根役者”の冒頭、カイドウに敗れたルフィが鬼ヶ島から落ち海に沈んでいった。
その様子を見ながらカイドウはこう呟いた。
「お前も…“ジョイボーイ”には…なれなかったか…!!」
ジョイボーイとは“空白の100年”に実在した人物であり、光月おでんやネプチューン王曰く「現代に再び現れる」とされている謎の存在。
そしてラフテルに「とんでもねェ宝」を残した張本人でもある。
さて、このジョイボーイなる存在を何故カイドウは知っているのだろうか?
しかもただ知っているだけではなく、ジョイボーイの役目の様なものについても深く理解しているかのような口ぶりだ。
これまで作中でジョイボーイについて知っていると思われていたのは…
●ポーネグリフと共に伝説が伝えられている魚人族の王族達 |
●ラフテルに到達したロジャー海賊団のクルー達 |
●ポーネグリフの古代文字を読みとれるロビン |
カイドウはどこでジョイボーイについて知ったのか。
今回はこの件について考えてみたい。
カイドウはジョイボーイについてどこまで知っている?
まずカイドウはジョイボーイについてどれ程知っているのか。
今回の短いセリフの中から読み取れるのは…
●ジョイボーイという存在
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●ジョイボーイが現代に現れる事
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●ジョイボーイの役割(?)
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●かつてジョイボーイになれなかった者達の存在 |
これは、魚人島にあるポーネグリフを仮に読めたとしても汲み取れる情報量ではない。
他にも世界各地にあるポーネグリフにジョイボーイの存在が記されていたりするんだろうか。
ただカイドウは古代文字を読めないし、百獣海賊団のクルーにも古代文字に精通した人物は居そうにない…
ならば、どこで知り得たのか。
ロックス時代の船長ロックスから?
カイドウの海賊としての歴史を紐解くと、ロックス海賊団の見習時代があった。
かつて“世界の王”を目指したロックスが率いた海賊団だ。
ロックスは「世界の禁忌」に触れすぎたとセンゴクは話していた。
その「世界の禁忌」の中にジョイボーイの情報も含まれていたのだろうか。
仮にそうであるならば、カイドウはその時代にロックスからジョイボーイの存在や役目を聞いていたのかもしれない。
ロックスも名に“D”の文字を持つ“Dの一族”…
運命か宿命か、ジョイボーイの存在について知り得てもおかしくはない。
これからカイドウの過去に多少なり触れるのであれば、ココと繋がるのが一番しっくりくるよね。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
カイドウは何故ジョイボーイを深く知っている?