[週刊少年ジャンプ30号]
(コミックス派はネタバレ注意)
第1017話“号令” 感想。
〇お玉のきびだんごの効果は気絶では解除されない
〇「号令」発動で形成逆転!!
〇海外の違法な研究チーム「MADS(マッズ)」
〇強化されたランブルボールの副作用
〇ゾウに伝わる超回復する秘薬
〇フーズ・フーは刀二本持ち
〇投獄された元CP9フーズ・フーはこいつ?
〇ジンベエを見たのはインペルダウンで?
〇“ゴムゴムの実”は政府が護送する程の実!?
お玉のきびだんごの効果は気絶では解除されない
鬼ヶ島中のギフターズに“きびだんご”を食べさせ、あとは「号令」を与えるだけとなったこの状況で、クイーンの怒号に威圧され気絶してしまったお玉。
シュガーの“ホビホビ”やデッケンの“マトマト”のように能力者本人の「気絶」が能力解除に繋がるモノもある中、お玉の“きびだんご”の効果は消えなかった。
でも、コレは既に確定していた事項だよね。
家来になったスピードと共に受けたカイドウの襲撃でお玉は気絶してしまったけど、お玉気絶中もスピードはお玉を「ご主人様」と呼んでいた。
それはマムの“ソルソル”のホーミーズや、モリアの“カゲカゲ”で奪った影と同じと思われる。
以前、「能力者の「気絶」によって消える能力と消えない能力の違い」という記事で考えた通り、繰り出した能力(技)が能力者本人から独立した存在になっているか否かがポイントになるのかな。
今回のケースで言うと、お玉本人から作り出した“きびだんご”は本人の体を離れた時点で既に独立したものとなっているから、お玉本人の気絶で効果が切れる事はない、と。
――というか、逆にお玉の能力を解除するにはどうしたら…やはりお玉本人の号令で?
「号令」発動で形成逆転!!
お玉の「号令」が発動されて一気に形勢逆転!
これまであった兵力差による圧倒的不利…
ジンベエ「元々…!! 5千と3万の戦い――人手が余るのは必然じゃ 一対一(サシ)っでやれるとは思うとらんわい」
フランキー「次から次へと…!! 部下が減らねェなァ!!!」
ジャック「戦力戦とはこういうモンだ…!!」
百獣海賊団の強力な幹部連中と戦う際も、向こうが数の力で圧倒的優位な立場にいた。
CP-0の男もこう言っていた。
「“新世代”が幹部達を阻止できなければこの碁盤は黒一色になって終わり」
つまり大将戦だけでなく、幹部戦も重要なファクターを占めている。
それが此度のお玉の作戦によって仲間になったギフターズ達がギャラリーを引き受けてくれた事で、一対一(サシ)の勝負に持ち込む事ができた。
百獣海賊団の幹部vs.新世代の海賊達!!!
繰り返しになるけど、大将同士の勝敗だけでなくこちらも注目だよね。
海外の違法な研究チーム「MADS(マッズ)」
ベガパンク、シーザー、ジャッジらが属していた海外の違法な研究チーム。
そこにはクイーンも属しており、チーム名は「MADS(マッズ)」。
狂った者の集まり(MAD's)という事かな。
もしくは「Mad Scientist」から「MAD S(scientist)」?
マッドサイエンティスト(Mad Scientist)とは、常軌を逸した天才科学者。
利己的な欲望・目的を遂げるために科学を悪用したり、研究に没頭するあまり倫理を逸脱したりして、奇想天外な発明を行い、恐怖や混乱を引き起こす。
ベガパンクらに相応しいチーム名だよね。
MADS出身の「クイーン」と、ジャッジのせがれ「サンジ」の「改造人間」対決!楽しみだ~!
強化されたランブルボールの副作用
シーザーの助言によりランブルボールの効果を飛躍的に向上させたチョッパーだけど、事前に言われていた「リスク」が今回描かれてたね。
モンスター状態を30分間継続した後に起こる副作用は「赤ん坊の様に小っちゃくなり」「年寄りの様に老けた」結果、「ベビジジー」になってしまったチョッパー。
薬の副作用で老けるのは、魚人島の玉手箱に保管されていた伝説の丸薬=エネルギーステロイドと似てるよね。
ランブルボール改もチョッパーの「命を削る」??
さすが「MADS」出身のシーザー監修。
魚人島の伝説の丸薬も、はるか昔のイカれた科学者が作り出したものなのかもしれないね。
元の投稿: ワンピース.Log 考察/伏線/謎/予想/感想/まとめ
ワンピース 第1017話“号令”感想