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人を救うために、大きな役割を果たした猫たちがいた

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かつて、人々を苦しめた水俣病をご存じの方も多いことでしょう。水俣病とは「メチル水銀」に汚染された不知火海の魚介類を人が食べることで発生した公害病です。メチル水銀によって脳や神経が侵され、手足のしびれ、こむら返り、つまずき、手の震えなどの障害が生じました。工場からの排水は1932~1968年の間に行われていたといいます。1956年に原因物質がメチル水銀とわかり、1968年に正式にメチル水銀が水俣病の原因と政府が認めることになったのです。

この水俣病の原因究明に大きな役割を果たしたのが猫でした。水俣病問題が深刻化していた1959年、新日本窒素肥料(現・チッソ)水俣工場附属病院の医師たちは猫に工場排水を混ぜた食事を与え、水俣病を発症したことを確認したそうです。もしかしたら、「猫は魚が好き」という昔からの印象から、実験の対象として猫が選ばれたのかもしれません。

病院長が発症の事実を工場責任者に報告したにも関わらず、会社側は実験結果を公表することを禁じました。猫たちの貢献が10年以上も隠されたことによって、原因究明は遅れることになったのです。政府が認めるのが遅くなったのは、そこに要因があったようです。

現在、その実験に使われた猫たちがいた猫小屋の保存作業が行われています。猫小屋は、水俣病の貴重な資料が保存・展示されている一般財団法人水俣病センター相思社の水俣病歴史考証館にあります。1988年から展示されていますが、今回老朽化した部分の修復を行うそうです。修復には国立民族学博物館の専門家が協力し、金属部分のサビを落としたりするそうです。

現在、不知火海の汚染は軽減していて、この海域の魚介類を食べることで重症水俣病が新たに発症することはないそうですが、低濃度水銀による影響の懸念は現在もなお残されています。

動物実験は、その実験によっては後遺症が残り、最悪の場合は安楽死をさせられる場合もあります。動物福祉を著しく阻害するとして反対の声が大きいのも事実です。当時、水俣病の実験で使われた猫たちがその後どうなったのかは不明ですが、動物たちの犠牲のうえに私たちの健康が守られてきたという歴史を決して忘れてはならないと思います。

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