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【猫飼いTIPS】トイレ以外の場所で排泄するようになったのはなぜ?

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今までちゃんとトイレで排泄していたのに、ある日突然にトイレ以外の場所で排泄するようになってしまったという話は、意外と多く聞きます。しかし、その原因はさまざまで、また解決策も一様ではありません。そのため、解決するにはまずその原因を見つける必要があります。今回はトイレの粗相についてのお話です。

泌尿器系の病気かも

急に粗相をするようになった場合、最初に考えられるのは、泌尿器系の病気にかかっているかもしれないということです。ご存じの人も多いと思いますが、猫は体内の水分を効率よく使用するために濃度の高い尿を出しています。そのため、腎臓に負担がかかりやすく、6歳以上の多くの猫が慢性腎不全にかかっているといわれています。

また、濃度の高い尿の場合、そのなかに含まれているマグネシウムが結晶化しやすいため、尿路結石や膀胱炎などの病気が多く見られます。病気によってはトイレに間に合わなかったり、排泄痛とトイレを関連付けて「トイレに行くと痛い思いをする」と考え、避けている場合もあります。まずは、排泄物や排泄時の様子をしっかりチェックし、もし異常が見られた場合には動物病院で見てもらいましょう。

トイレの環境等が原因かも?

特に病気の心配がない場合には、その多くの原因がトイレの環境にあります。トイレの場所や容器、猫砂が変わったなど、こだわりの強い猫の場合には変化が原因になることがあります。その場合には、元に戻すことで解決するはずです。

キレイ好きな猫はトイレが汚れていると使わなくなることがあります。汚れている場合にはトイレを掃除し、新しい猫砂に交換しましょう。普段からこまめに掃除をすることが大切です。また、まれにシステムトイレの猫砂を嫌う猫がいます。排尿をすると、尿が自分に跳ね返ることを嫌っているようです。その場合には固まる猫砂などに交換すると解決することが多いようです。

排泄中に嫌な経験をすると、そのトラウマからトイレを避けるようになることがあります。雷など大きな音がした、上から物が落ちてきたなど、その恐怖の体験が猫の記憶に残ることが要因です。この場合には、トイレの場所を離れたところに変えることで解決することがあります。

このほか、引っ越しや部屋の模様替え、飼い主がかまってくれない、来客が増えた、家族が増えた、新しい犬や猫が増えたなど、何か環境の変化がストレスとなって粗相をすることもあります。思い当たることを振り返って考えてみましょう。

スプレー行為ではないですか?

スプレー行為とは猫のマーキングのひとつです。尻尾とお尻を高く上げて、壁や家具などの垂直な場所におしっこをかける行為です。「性的スプレー」と「ストレスによるスプレー」があります。「性的スプレー」の場合には、発情期に異性の気を引くために家具や壁、じゅうたん、ベッド等あらゆる場所に頻繁におしっこをかけて、家中をニオイで充満させます。主にオス猫の行為ですが、まれにメス猫にも見られます。また、「ストレスによるスプレー」の場合には、環境の変化・飼い主や同居猫との関係性、トイレの環境、自由の制限などストレスを感じてスプレー行為をします。

猫がトイレ以外で排泄をした場合には、スプレー行為かどうか見極めることが大切です。もし、粗相の原因がスプレー行為であれば、改善方法として非常に有効なのは去勢・避妊手術です。不妊手術をすることでスプレー頻度が高い確率で少なくなり、まったくしなくなることもあります。ストレスによるスプレー行為の場合には、原因を突き止め、ストレスをできるだけ感じにくくする環境づくりが大切となります。

愛猫のトイレ環境をチェックしてみよう!

以下の点について問題がないかどうか、愛猫のトイレ環境を確認してみましょう。

トイレは静かな場所に設置してありますか?

人の出入りが激しいドアの近く、テレビなど音の出るものの近くにトイレを設置していませんか? 猫にとっては騒がしく感じると、落ち着いて排泄ができません。部屋の隅など、静かで安心できる場所にトイレを設置するようにしましょう。

トイレ用品は猫の好みのものですか?

猫によってはこだわりが強く、トイレの大きさや形、猫砂の種類などによって使わなくなる場合もあります。トイレを新調したり、猫砂を変える場合には、今まで使用していいたトイレと併用し、しばらく様子を見るようにしましょう。

トイレは清潔にしていますか?

猫はとてもキレイ好きな動物です。トイレが汚れている場合には、そこで排泄をしなくなります。普段からこまめに清掃して、トイレやその周辺を清潔に保つようにしましょう。また、容器も定期的に洗浄し、除菌・消臭をしっかりしましょう。

トイレにトラウマはありませんか?

トイレで嫌なことが起こると、それが猫にとって恐怖の体験として残ってしまうためトイレを避けるようになります。トイレの設置場所を変えたり、新しい形のトイレに変えたりするなどして様子を見るようにしましょう。

トイレの数は適切ですか?

多頭飼育の場合には、猫1匹につきトイレを1個用意するのが基本です。猫によっては自分専用のトイレを欲しがり、ほかの猫が排泄したトイレを使わない場合もあります。粗相をしてしまうことを避けるためにも、頭数分だけトイレを用意するのが理想です。

まとめ

トイレで排泄をしなくなった場合には、その原因を見つけることが大切です。粗相をしてしまうとニオイが残ることで、同じ場所で何度もしてしまうこともあります。除菌消臭クリーナーなどで、ニオイをできる限り取り除く必要があります。猫のおしっこ臭は大変きついので、特にフローリングなど木製の場合は浸透するとニオイが消えなくなってしまいます。愛猫が粗相をすることがないように、トイレ環境をチェックして未然に防ぐようにしましょう。

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元の投稿: 犬や猫とハッピーに暮らすための情報と最新ペットニュース - ペトハピ [Pet×Happy]
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