指定暴力団・神戸山口組が神戸・三宮地区の飲食店からあいさつ(みかじめ)料を徴収する際に活動拠点としている組事務所について、暴力団追放兵庫県民センターが近く使用差し止めの仮処分を神戸地裁に申請することが分かった。兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊(特暴隊)」が6月から続けた調査で使用実態を特定しており、認められれば県内随一の繁華街での活動抑制が期待できる。
山健組傘下事務所にダンプカー突っ込む
(2016年3月19日)
関係者によると、請求するのは神戸市中央区加納町4の2階建て事務所。地域住民らに代わって暴追センターが原告となる暴力団対策法の「代理訴訟制度」を適用する。
事務所は神戸山口組系山健組傘下「長田総業」(旧二代目志闘会)が主に使用。複数の山健組系組員らがほぼ毎日夕から未明にかけ、「三宮警戒」と称して数人一組であいさつ料徴収に巡る際、集合場所や休憩場所にしているという。
Source: 暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿
みかじめ料徴収拠点の山健組傘下事務所 使用中止申請へ